LEE FIELDS 「EMMA JEAN」

LEE FIELDS 「EMMA JEAN」 2014年作品

“ソウルブラザー No.2” – (偉大なるジェームズ・ブラウンのスタイルを継ぐもの、もしくは永遠の2番手) – かつてそう呼ばれた男、齢63歳のリー・フィールズが2014年にリリースした、亡き母「エマ・ジーン」に捧げられた現代ソウルミュージックの傑作。NYアンダーグラウンド・ファンクの星=エクスプレッションズによる端正な音作りによって活かされたフィールズの生命力迸る歌。「アルバムに母の名前を付けることで、私は毎日彼女に会うことが出来ます。更に身近に感じるのです。そして、それはエナジーなのです」。人生の「秋」を生きる1人のソウルシンガーの死生観が音となり、私たちそれぞれに問いかけます。自分も毎年秋になると無性に聴きたくなる素晴らしい作品です。

黒田大介 (kickin)

推薦者
黒田大介 (kickin)
トップFunk DJとして日本各地の地下クラブはもちろん、国内フェスや海外のソウルフェス、緩めのラウンジまで日々ハードに活動中。また、海外主要レーベルのリイシュー・プロジェクトへの協力や国内重要作品の選曲/監修を手掛けることも多く、その審美感覚が生かされたミュージック・キュレーターとしての活動も多岐にわたる。近年では、ポスト・レア・グルーヴ的コンピレーション『Deep Enough vol.1』、”哀愁”をコンセプトに構成された『kickin presents : The Little Beaver Songbook』、ブギー世代の新感覚でTK Discoをコンパイルした2枚組『The Sound Of TK Disco』、NYのDe-lite音源をDJ視点でセレクトした『kickin Presents De-Lite 45s: DJ’s Choice 1969-1976』など、話題作を次々とリリース。特に現在第7集まで続くMix CDシリーズ“kickin”は、Funk45s/レアグルーヴDJのバイブルとして国内外のシーンから熱い支持を受けている。2015年に自身のレーベル” kickin “を始動。セレクションの妙が際立つ同レーベルからはこれまで4枚の7”シングルをリリース。今後さらに精力的な活動が期待されている。

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